懇意のご依頼者様から不動産登記の決済についての相談を受けました。
不動産業者様とやり取りをしました。決済と言っても金融機関等特定の場所に行かずに行なう決済だそうです。所有権保存登記と抵当権設定登記であれば特定場所に行かずに申請したりしますが、事前にすべての確認を済ませた上で申請する形態なのでしょう。
しばらくして、何の前置きもなく、業者様は「うちには顧問の司法書士がいて、その司法書士にお願いするから、今回は決済をしてもわらなくてもいいです。」との連絡が入りました。
一つ疑問に思ったので質問しました。
「こちらから見積りを出しましたが、その顧問先の見積りに対し、当事務所の見積りに問題があったのでしょうか？」
これに対し、こちらの見積りに問題はないような、不明確な回答で、なぜこちらで決済をやらなくなったのかについての詳細な説明はありませんでした。
かかるケースは今までの経験上たまにあったので、腹も立ちませんが、時間を無駄にしてしまったこと自体は残念に感じてしまいました。
「お知り合いの司法書士はいませんか？」半ば社交辞令になっているフレーズであっても、依頼のつもりがあまりないのであれば、少なくともかかる言葉を関係者に発するのは辞めてもらいたいと願っております。
