相続登記オンライン申請(特例方式)の流れ
相続登記をオンライン申請する際の手続きの流れを説明します。
(注)特例方式とは、登記申請書をパソコンで送信し、戸籍や住民票等の添付書類を別送するオンライン申請方式です。オンライン申請であれば、本来は戸籍や住民票もオンライン送付すべきですが、現時点では技術的にできないため、添付書類だけ別送することを特別に認められた申請方式です。
1.相続関係説明図をPDFファイルにします。
相続関係説明図とは,被相続人と相続人との親族関係を図にした文書です。いわゆる家系図です。これをPDFファイルにします。(これは登記原因証明情報といわれています。)
2.法務省の「申請書作成支援ソフト」で登記申請書を作成します。
申請書を作成する際に?のPDF化した相続関係説明図を添付します。
3.「法務省オンライン申請」のページから、「2」の申請書を送信します。
4.被相続人の戸籍謄本・改正原戸籍・除籍謄本等、相続人の住民票、委任状、評価証明書を、登記申請先の法務局に郵送します。(簡易書留)
5.1週間程度経過すると、法務局から事務所のパソコンにメールで「登記完了通知」
が到達します。登記所に登記識別情報を回収に行きます。(郵送で受領することも
可)
登記識別情報を依頼者にお渡し。(手続完了)