清算結了

会社が仕事を終え、債権を取り立て、債務を弁済し、会社に余った財産、つまり残余財産を株主に分配し、清算事務がすべて終わります。
受験時代には、最終の貸借対照表は、貸方、借方ともにゼロになる・・・。というようなニュアンス(あまり記憶が定かではなく、当時の私の聞き違いかもしれません)で教わった記憶がありますが、実務で見る最終の貸借対照表は、残余財産は金○○円余り、この数字が貸方、借方共に同じ金額になるという数字の書き方でした。最終的に会社にこれだけの金額が余りましたという貸借対照表でした。
この余った金額を株主総会の決議により株主に分配し、財産がゼロになり清算が結了するということのようです。
余談ですが、株主総会議事録を作っていて気をつけたいのは、何気なく「せいさん」と入力し、変換キーを押すと、「精算」という字に変換されてしまうことが多々あるようです。「精算」ではなく「清算」です。

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