以前、家計全体の表をつけることで出費が把握でき、結構出費しているものだという事を書きました。
通常、設定の中に交際費、娯楽費なる項目を設けてあります。この部分をよく突き詰めていくと、依頼者の方がどのような生活をしているかが見えてくる時があります。
このような所に遊びに行った、このような用途に使った、色々な交際、娯楽があるんですね。それ自体は良いことです。
私的に気になるのは、債務整理をするに至ってしまった状況であれば、その交際や娯楽が、自身の収入の実力に対してふさわしいものかということをこれから考えていかなくてはいけないという所です。
債務整理で債務の支払が止まっている。→晴れて債務整理できた!→収入はアップしない。今までの収入で生活しなくてはならない。
それからは借入によって生活を回すことはできません。収入は生活に必要な支払に充てなくてはなりません。そうすると今までと同じような交際費、娯楽費で生活全体は回っていくのだろうかということになります。
誰しも一度生活パターンができてしまうとこの切り替えは難しいものです。ダイエットと同じなのでしょうか?