渡良瀬橋

渡良瀬橋で見る夕日を、あなたはとても好きだったわ、きれいなとこで育ったね、ここに住みたいと言った、私の大好きな歌「渡良瀬橋」
昨日、立川の裁判所に依頼者の方と行きました。帰りのモノレールの中で八王子の話題になりました。依頼者の方は八王子に引っ越してきた方です。依頼者の方の家族も「いまひとつぱっとしないのが八王子」という評価のようです。
確かに、ここの住民は東東京に目が向いています。地元で就職したり仕事をしている人は少ないと思います。デパートも相次ぎ撤退をしていきました・・・。現に私も、学校、会社ともほとんど23区でした。
「ぱっとしない町でも、私にとっては、生まれそだった愛おしくかけがえのない町です。」と言いました。以前はこんな感情はなかったのですが、私も年をとったのでしょう。はからずもとっさに言ってしまいました。すると依頼者の方から「人は年を重ねるとますます故郷が愛おしくなるようです。私もそうです。」というお言葉をいただきました。
「渡良瀬橋」の歌詞にもありました。
何度も悩んだわ、だけど私ここを離れて暮らすことできない・・・。
午後のさわやかな日差しと多摩のきれいな山々をモノレールの窓から眺め、ふと、このフレーズを思い出しました。
 

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