実例7(任意整理)

自己破産 女性Gさんの状況

30代女性。契約社員。会社の業績は良好で、給料はある程度貰っている。収入があるだけに会社の後輩に食事を振る舞ってしまったり、飲み歩いたりしてしまった。そして、その出費を消費者金融、信販会社に頼っていた。合計7社と取引していた。取引歴は10年程度。
この案件も、多重債務者の典型的なパターン。改正貸金業法の総量規制により、資金を回すことができなくなってしまった。

自己破産 受任そして借金問題解決へ

<初回相談で>

引き直し前の額面負債額は300万円と多額であった。取引を継続していた年数が長いので「過払金」が生じ、負債金額が大幅に圧縮される見込みがあるものの、万が一残債務が残り、分割返済が困難な場合は、自己破産も視野に入れてもらうことを十分にご理解いただいた上で受任した。
会社の勤務態勢が不規則であったが、何とか仕事の時間の合間に事務所に電話してきた。

 

<定期面談で>

業者からの取引履歴開示、引直計算の結果、1社につき過払金が生じ、その金額は100万円だった。残りの6社は負債が生じるものの、総額として60万円程度であった。過払金を回収し残債務を返済すれば、借金問題がきれいに解決できる見通しがたった。後日すべて綺麗に任意整理ができ、負債がなくなった。

 

<その後の生活>

その後、「これから給料は堅実に使います。会社の社員とのつき合いが派手にならないように気を付けます。一時は300万円の借金がどうなるかと心配でしたが、お願いしてよかったです。ありがとうございました。」という言葉をもらった。

 

<事務所からのコメント>

収入がある人ほどつき合いが派手になってしまうのでしょう。景気が良ければ多少このような生活をしていても問題ないのでしょうが、昨今の景気もそんなに良くないので、締めるところは締めて生活しないとこうなってしまいます。気を付けましょう。

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