ショッピングと高利キャッシングの負債
業者と十年以上に渡り取引を継続している方で、ショッピング利用だけでなくキャッシング利用もしていた人におかれましては、そのキャッシングの約定利息(契約で定められた利息)が高利息である場合は、たとえショッピング残高があったとしてもトータルで計算すると過払金が生じる場合があります。
上記のような場合、取引業者数社の負債総額が現在200万円だとしても、それぞれの業者のキャッシング部分を利息制限法の制限利率に引き直して再計算し、負債総額を確定してみると、負債200万円が消滅するとともに過払金が100万円返ってくるという計算になる場合があります。
信じられないかもしれませんが、こういうケースは結構あります。まさに人生一発大逆転です。
取引期間が長く、高利息でキャッシング取引を継続していた上ショッピング残高もある方で「自分は大罪を犯してしまった。」と考えている皆様、そんなにご自身を責めないでください。取引形態にもよりますが、過払金が生じることで、負債を整理することができるかもしれません。
改正貸金業規制法により、年収の3分の1以上の借入が出来なくなったことでお金が回らなくなり困っている方もいらっしゃると思います。債務整理を検討している方は、ご自信の負債が上記のような負債であるかどうかを確認するなどしていただいた上で、なるべく早めの借金整理をお勧めいたします。