今は本当に厳しい時代になってます。

先日、過払金返還訴訟で訴えている業者から電話がありました。
「交渉の前に訴状が届いてしまっています。先生、訴訟の前に相談いただくことはできないんでしょうか?エヘヘ・・・苦笑い。」
ケースにもよりますが、最近は、債務者の取引において過払金が生じていたことが分かると、業者と交渉をする前に、即刻訴訟をする場合を多くしています。ただし、一部業者のうち、私の方針をよく理解してくださっている業者で、ある程度柔軟に返還に応じる業者については先に交渉の電話をします。
この業者については以前何度も訴訟をしていますので、何となく話のノリは分かっています。訴訟を出すと結構弱腰になる業者です。
私も「エヘヘ・・・。訴状が送達されましたか。そういうことなんです。」とか何とかすっとぼけました。
交渉の合間に「数年前と比べ、今は本当に厳しい時代になっているんですよ。ここは云万円くらいでお願いできませんでしょうか・・・。」
昨日ネットで、どこぞの消費者金融が不動産を売却したとか出ていましたし、業者それぞれが何らかの形で上手く資産運用をしていると思います。業者がどれほど厳しい経営状態なのかは分からないのが本当の所だと思います。
 

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